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知床 6~7月のみどころ

08s06-07midokoro1.jpg.JPG今年の知床は、雪が少なかったことや、気温が高い日が多かったこともあるでしょうが、例年よりも少し季節の進行が早く感じられます。木々が芽吹き、新緑の季節が始まりました。これから2ヶ月は、日に日に森の緑が濃くなり、柔らかな新緑から、盛夏へと向かっていきます。
観光船各社では、知床岬までの航路も始まり、本格的な夏の観光シーズンに入ります。

(観光船から見た知床連山)

 

 

動物たちのベビーラッシュ

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6月になると、エゾシカたちは出産期に入ります。生まれて間もない仔ジカは、足取りもおぼつかないので、しばらくの間は親も連れ歩かず、草陰や茂みの中でじっとしています。かわいらしくあどけない仔ジカを見つけても、近づきすぎず、脅かさないように、やさしく見守ってあげてください。
春に出産したキタキツネも、仔ギツネが巣穴から出歩くようになります。道路脇などで見かけることがあるかもしれません。キタキツネに限らず、野生動物には餌を与えないでください。交通事故を招くなど、彼らの暮らしを乱してしまうことになります。

 

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夏鳥たちも子育ての季節。森や草原で、餌を口に咥えた親鳥が巣へ急ぐ姿を見かけることもあるでしょう。フレペの滝の展望台からは、海岸の断崖で子育てをするウミウやオオセグロカモメを観察することが出来ます。
晴れた日にはあたりから「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケケケケ・・・」という大合唱が響いてくるでしょう。声の主は「エゾハルゼミ」で、名前の通り、夏より少し早いこの時期に鳴くセミです。森の中で自分の周りをセミの声に囲まれるような「蝉時雨」を味わってください。

(エゾハルゼミ)

 
山に訪れる夏

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平地よりもやや送れて、標高が高い山岳部でも徐々に雪が融け、短い夏が訪れます。雪が解けたところから順に、待ちかねたように花々が咲き競います。

羅臼湖を目指すトレッキングは、エゾコザクラやチングルマなどの高山性の植物と、ミツガシワやツルコケモモなどの湿原性の植物を楽しめるルートです。入口から片道3キロ、点在する5つの沼を巡りながら、羅臼湖を目指します。6月中はルート上に残雪があり、ハイマツやダケカンバの中をくぐり、アップダウンを繰り返しながらのコースです(画像は3の沼)。知床五湖などの遊歩道と比べると、もう少し本格的なトレッキングルートですが、羅臼岳など長時間の登山には自信がない方でも楽しむことが出来るでしょう。08s06-07midokoro5.jpg.JPG

厳しい高山帯の環境下で、短い夏を競うように咲き急ぐ植物たち。可憐な美しさと力強い生き様を感じてください。(チングルマ)

 

 


知床ネイチャーオフィスでは「羅臼湖トレッキング」のコースでご案内しています。


* 羅臼湖周辺は標高700メートル前後の高山帯です。霧も多く天候も変わりやすいので、レインウェアなど十分な装備が必要です。また、ぬかるみを避けて歩くと植生を傷め登山道が広がってしまうため、長靴を使うようにして下さい。
* 登山道入口は駐車禁止ですので、路線バスや知床峠の駐車帯を利用してください。


この時期の気候

「北海道には梅雨がない」と言われますが、雨が降らないわけではありません。一般的に初夏はさわやかな過ごしやすい気候であることが多いのですが、もちろん雨の日もあります。また、霧が発生し気温が上がらない日もあります。その日の天候によって体感気温はかなり変わり、特に本州との温度差が大きい時期なのでご注意ください。平均最高気温は20度前後、平均最低気温は10度前後ですが、寒い日は日中でも10度未満のことがあります。

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せっかくのご旅行ですので、念のために雨具のご準備を。肌寒いときに羽織れば防寒にもなります。(レインウェアがあれば、雨の日ならではの森の表情に出会うことが出来ます)

晴れた日にはオホーツク海に沈む夕陽も楽しみですね。ただし、日没時間はだいぶ遅いので(6~7月は19時過ぎ)、ご注意ください。

 

知床第一ホテルツアーデスク 担当: (株)知床ネイチャーオフィス

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