12月~1月のみどころ
11月にはいるころに初雪の便りが聞かれた後は、どんどん季節は冬に向かっていきます。12月は、雪が降ったり、融けたりと根雪になる準備の月、1月になると一面の雪景色と早ければ、流氷の気配を感じる季節です。
荒れる海
厳冬期に向かって季節が進むにつれて、海は様変わりします。夏は非常に穏やかなオホーツク海も冬の季節風によって大きな波が押し寄せ、厳しい表情となります。その海岸線は、「波の花」とよばれる現象を目にすることができます。荒れる波にもまれ、海中の藻類から粘液上の物質が出て、空気と攪拌されることでメレンゲ上の泡になります。風が強い時は飛ばされて、道路が泡だらけになることもあるほどです。流氷がやってくるまでは、海はしばらく荒れ模様となります(右写真:ウトロの浜を埋め尽くした「波の花」)。
冬ごもり

海が荒れている頃、陸上ではとある動物が冬ごもりをしはじめます。根雪で真っ白く大地が覆いつくされる前に、ヒグマたちは穴を掘って冬ごもりをします。3月下旬ごろまで、長い期間を自分で掘った穴の中で過ごすのです。メスのクマは、この冬ごもりの間に出産をします。穴の中で、すくすくと育って、春を迎える頃に出てきます
すべてのクマが一斉におこなうわけではなく、1月はじめごろまで活動しているものもいるようです。遊歩道などを歩いているとクマの足跡が残されている事もしばしば。散策するさいは、十分周囲を見て歩いてください(左上写真:12月に遊歩道の上に残されたヒグマの足跡)。。
流氷の気配
1月中旬を過ぎると、この冬はいつ流氷がやってくるのか気になりだします。白い氷の帯が水平線にチラチラみえはじめ、細かな氷が沿岸に接岸します。去年の冬は、1月20日にこのホテルのロビーから氷の帯がはじめて見えました。さて、今回はいつごろやってくるでしょうか?皆さんも予想してみてください。流氷がやってくると厳冬期を向かえ、気温も一気に下がります(右写真:1月下旬頃接岸した流氷)。
厳冬期へ
厳冬期へ向けて、気温がどんどん低くなる時期です。最低気温で-10℃前後、最高気温でも0℃前後、寒くない服装を準備してください。手袋や耳の隠れる帽子などもお忘れなく。服装さえしっかりしていれば、外に出ても寒く感じることはないでしょう。建物の中との温度差がすごくありますので、体調を崩さないように注意してください。
道路情報
冬期通行止めとなり、車の通行ができない道路がありますのでご注意ください。
国道334号線 知床横断道路 2008年11月7日~2009年4月下旬ごろまで
道道93号 知床国立公園線 2008年11月25日~2009年4月24日(予定)まで
知床第一ホテルツアーデスク担当







