知床第一ホテル

知床五湖

こんにちは！知床第一ホテルライターの津山です。

世界自然遺産・知床の魅力といえば、エゾマツやトドマツなどの原生林、ヒグマやエゾシカなどの野生動物といった、貴重な「手つかず」の大自然です！一生のうちに一度は行ってみたいランキングでも2位に選ばれている知床は、日本の最後の秘境、とも呼ばれています。

しかし、最後の秘境というだけあり、知床の交通は便利とはいえません。そうなると皆様の中には「うちは車がないから、せっかく知床に行っても自然を満喫できないかも...」と思ってしまう方もおられるのではないですか？

ですが諦めるのはまだ早いです！実は車がなくても、知床は観光のルートさえ工夫すれば、楽々、しかも車に乗るより効率的に世界遺産・知床を満喫することができます。

そこで今回は、知床を【車なし】で楽しみたいという方に、現地の交通事情を知り尽くした知床第一ホテルから、車なしでも効率よく世界遺産・知床を満喫できるとっておきの方法をご紹介します！


女満別からウトロ温泉バスターミナルまでの交通

では早速、女満別空港から、ウトロ温泉バスターミナルまで、車なしでも辿り着ける2種類のルートをご紹介します！



ルート1. バス＋JR

女満別空港―（バス）30分―JR網走駅―（電車）50分―JR知床斜里駅―（バス）50分―ウトロ温泉バスターミナル

費用：3,540円
時間：約2時間10分
注意：乗り換え時間を考慮しない場合です。乗り換えを含むと相当な時間がかかるため、網走か知床斜里で一泊することをお勧めします！


ルート2. 直行バス

女満別空港―（高速バス：エアポートライナー）130分―ウトロ温泉バスターミナル

費用：3,300円
時間：約2時間10分
運行期間：4月末～5月上旬、6月～10月上旬、1月中旬～3月上旬のみ

注意：期間限定運行のため、利用の前には「斜里バス」の公式ホームページをチェックしてください。

秋の期間は、ウトロまでの道のりが少し遠回りにはなりますが、JR知床斜里駅からウトロ温泉バスターミナルまでの道中では、北海道感動の瞬間百選に選ばれた「天に続く道」や、海岸線からのオホーツク海や奇岩を楽しむことができます！


世界遺産の知床を車なしでも120%楽しむ方法

世界遺産・知床の代表的な観光スポットを集めた「知床八景」、こちらはウトロ市街地から離れた場所にあり、車が必須だと思われているかもしれません。

ですが実は、春から秋の季節は、バスや徒歩でも、マイカーと同じかそれ以上に効率よく回れてしまいます！詳しい内容を、交通手段別にご紹介します！


ウトロ市街地から徒歩でたどり着ける知床八景

まずは徒歩です！ウトロ市街地からも、歩いて10〜20分程度で辿り着ける、超便利な２ヶ所の知床八景をご紹介します。


その1. オロンコ岩


オホーツク海から知床連山まで、ウトロの全てを一望できる高さ60mの巨岩です。岩の頂上までは、170段の長〜い階段がありますので、歩きやすい靴で行ってください！

基本情報：
・住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ東
・時期：4月下旬～12月上旬(雪のない時期)

ちなみに、オロンコ岩の近くには、ウトロ漁協婦人部食堂というウトロ漁港の新鮮な魚介を使った食堂があります。こちらのウニいくら丼はぜひ食べてほしい一品です！（以下は実際に訪問した際の写真です）



その2. 夕陽台


知床一の夕陽鑑賞スポットであり、四季を通じて、オホーツク海に真っ赤な夕陽が落ちる光景を楽しめます。展望台は、10人ほどでいっぱいになってしまうため、最高の写真を撮るなら、日没より一足先に到着することをおすすめします！

知床の日没時刻は、こちらから確認が可能です。

基本情報：
・住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ東
・時期：通年


駐車場待ちもなし！観光バスを利用して楽々回れる知床八景

続いては、知床第一ホテルのスタッフも一押しの、斜里観光バスです！

意外に知られていませんが、実は知床では、4月〜10月限定で、知床の名所を巡る「知床浪漫ふれあい号（定期観光バス）」が３種類のルートで運行されています。

今回は、最も効率よく知床八景を回れる半日コースの内容を詳しくご紹介します。専門ガイド付きなので、地元の人しか知らない知床の歴史や見どころを聞くこともできちゃいますよ！


引用元：斜里バス株式会社 Facebookより

知床浪漫ふれあい号 Ｂコース【ゆっくり知床名所めぐり】：
（走行ルート）
ウトロ温泉バスターミナル ー プユニ岬（車窓から見学）ー 知床峠 ー 知床自然センター 知床五湖 ー ウトロ温泉バスターミナル

基本情報：
・料金：大人 3,300円　小人 1,800円
・運行期間：4月下旬～10月末まで
・出発地/到着地：ウトロ温泉バスターミナル
・時間：10:30～14:20

Bコースで実際に巡れる知床八景は、以下の通りです：

・プユニ岬…標高約95mの高台にあり、オホーツクの美しい海岸線やウトロ港が一望できる絶景スポットです！（車窓から見学）


・知床峠…知床横断道路の頂上に位置する、標高738mの峠です。羅臼岳が一望でき、さらに天候がいい日は、国後島も見渡すことができます。（滞在時間：15分）


・知床五湖…知床で最も有名な観光スポットです。知床連山を望む展望台と５つの湖を巡る遊歩道が整備されており、Bコースのツアーでは、一湖までいかれる高架木道と呼ばれるお手軽散歩コースを歩きます。（滞在時間：50分）


知床五湖のルートや、見どころについては、以下の記事で詳しく紹介しています！

関連記事：スタッフおすすめ！知床の必見観光スポット７選と2泊3日モデルコース


・知床自然センター…知床の自然やヒグマとの共生に関する問題を、巨大なスクリーンや、展示で学べます！売店では、知床限定のヒグマがプリントされたエコボトルも買えますので、ぜひチェックしてみてください！

関連記事：【知床土産の決定版】スタッフもおすすめ！知床土産11選を大公開


絶景スポットの「知床五湖」は、観光のピーク時には通常の車だと駐車場待ちで1時間以上待つ羽目になることもあるため、逆にバスを活用することで、時間も節約できちゃいます！

ちなみに、9月〜11月にかけては、知床峠や知床五湖が、紅葉で真っ赤に染まる人気シーズンです。この時期に知床を訪れる方は、以下の記事も合わせて参考になさってください！

関連記事：知床在住者が本気で薦める、知床紅葉鑑賞スポット５選と秋の必見イベント



車がないならツアーを活用！海から山から世界遺産を満喫

最後は、車なしでも、ツアーやクルーズを活用して、普段は決して見ることのできない知床の世界遺産を満喫する方法を２つご紹介します！

その1. 知床観光船おーろら


知床観光船おーろらは、ウトロ市街地から、歩いて20分ほどで乗船場まで辿り着けます。おーろらの船体は、知床ウトロ地区では最も大きく、揺れが少なく、安全にクルーズを楽しむことができる観光船です。

観光船では、陸路からは絶対に見ることができない知床岬や、ヒグマ、イルカ、シャチなど、知床ならではの、貴重な野生動物の姿を満喫することができます！

基本情報：
・料金：
カムイワッカの滝航路（4月～10月）：大人 6,800円　小人 3,400円
秘境知床岬航路（6～9月）：大人 3,300円　小人 1,650円
・運行期間：4月下旬～10月末まで
・出発地：ウトロ漁港付近の乗り場


その2. 知床の絶景を見るなら貸切ツアー

最後は、車がない筆者の友人も実際に活用して大満足した、貸切ツアーです！

知床第一ホテルが特にお勧めしているのは、知床で20年のツアー歴を持つ知床のガイド屋 pikkiさんです。3名なら丸1日の貸し切りツアーも一人たった1万円ちょっとで楽しめます。ガイドの若月さんは、どんな質問にも気軽に答えてくれるので、世界遺産・知床のことを詳しく知りたい方はぜひ利用してみてください！

実際に体験したツアーのメリットや魅力については、以下のブログや動画でさらに詳しく紹介しています！

関連記事：【経験者は語る】知床旅行にツアーガイドが必須な3つの理由とお勧めガイド

関連動画：




車がなくても知床を満喫したいなら【知床第一ホテル】へ



いかがでしたか？知床は車がなくても、十分に世界遺産が楽しめることがお分かりいただけたかと思います！

ですが、知床第一ホテルなら、実はホテルの中でも知床を十分に満喫いただけることをご存知ですか？

その理由は、わざわざ車で外出しなくても、知床の美食、オホーツクの絶景、ウトロ温泉、知床のお土産など…ホテルの中に、知床旅行の魅力が全て揃っているからです！

＜知床第一ホテルの魅力＞
・知床の美食が一度に楽しめる「じゃらん泊まって良かった宿大賞【夕食】部門3位」に選ばれたバイキングレストラン
・オホーツク海の絶景が楽しめる天然翡翠の大浴場と露天風呂
・知床でオススメのお土産が一度に揃う売店「ジェレボ」
・お得な貸切ツアーやクルーズ付きプランも充実！
・ちょっと距離のある知床の道の駅やコンビニに行きたい場合は、スタッフにお願いをすると特別に送迎してくれます（このブログだけの秘密です！笑）

知床第一ホテルの実際に訪れた様子をご紹介した動画もぜひご覧ください！

関連動画：


さらに、知床第一ホテルでは、車なしのお客様も楽々お越しいただけるように、ホテル⇆ウトロ温泉バスターミナルの送迎を行なっています。

お車がなくても世界遺産・知床を満喫したい方は、ぜひこちらからプランをチェックなさってみてください！